2022年2月23日付けのブログ、「日経平均が下降トレンドに入る兆候を二つの曲線で見つける方法」で、株価の成長は上に凸の曲線(v線)と下に凸の曲線(d線)のふたつがあるという話をしました。そして、このふたつの曲線の交差点が「いずれ崩壊するバブルの発生点」と捉えることができます。バブルは小さいものから大きいものまで、いつかどこかで必ず発生します。私は日経平均の他に、個別銘柄としてブリヂストン、資生堂、三菱UFJ、トヨタ自動車、ソフトバンクの日次終値をモニターしていますが、ブリヂストンでミニ・バブルが発生していますので紹介します。
ブリヂストンの日次終値(2022年4月7日~)
株価は通常、上に凸の 「v線」に沿って成長しますが、ときどき下に凸の 「d線」に沿い始めることがあります。
バブルは大きさの差こそあれ、現れては消えを繰り返しますが、その発生ポイントが 「v線」と「d線」の交差点です。
ふたつの線を描く方法については2022年2月23日のブログをご覧ください。
おわり
<追記:2022年7月5日>
2022年4月12日にはじまった上昇は 同年6月9日にピーク(+19.2%)を迎え、同年7月4日にかけて 10.3%下落しました。
以上
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